一般人の間では、まだまだ葬儀とは別にお別れの会を開催するということは馴染みがありません。しかしながら、芸能人や著名人については、話は別です。有名人等の場合、葬儀は密葬、もしくは関係する会社との合同葬で行われ、その後にお別れ会を開くことが多いです。実際、とある事件でアニメ制作会社の関係者が大勢亡くなってしまった痛ましい事件では、会社が主催をしてファンも参列できるお別れ会が開催されました。こうした会は、普通は葬儀とは別に行われるため、日を改めて開催されることになります。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、お別れの会のあり方も変化してきています。以前であれば、レストランなどに集まって、親しい人とお別れをする機会を持つお年寄りがたくさんいました。しかしながら、会食をしたり、大勢の人とあったりすることは、密になってしまうことを考慮すると、好ましいことではありません。そこで、リモートでのお別れ会が全国各地で行われるようになりました。これは葬儀会社などが提供するプランで、親しい人や招待をしたい人をウェブ上で結び、そこでお別れ会を実施します。
人生において大切な行事は今後の人生を大きく変えてしまう可能性があるので注意をしてください。大規模な葬儀をしたらお別れの会を開催することになります。そのようなときは、服装にもこだわらなければならないので、事前に確認しておきましょう。状況によって、様々なマナーがあるので、相手に対して失礼な印象を与えないようにしてください。参列するときは、ダークスーツと白色のシャツを着用しましょう。ネクタイは黒以外のものにしてください。
葬儀のスタイルがさまざまになってきている現在、新しいスタイルとして増えてきているのがお別れの会です。もともと日本では仏教徒が多いということから、通夜、葬儀、告別式という流れで葬式をおこなう人が一般的でした。もちろん現在でもこの流れでおこなう人も多くいますが、それだけでなく、お別れの会を開く人も増えています。葬儀は大々的にはおこなわず、家族葬などで少人数でおこない、そこから数日から数ヶ月程度経過してからお別れの会を開くというスタイルです。