お通夜に行く時に気を付けたいのは服装などのマナーですが、数珠もその中の一つと言えます。実際に持参する人も多いですが、その前に使い方を理解しておくことも必要です。使い方ですが、基本的には左手に輪を通して、房を下向きにして持ちます。また、本連の場合は二重にして持ってください。合掌する時は両手を合わせて、親指以外の両手に回してかけます。略式のものであれば、左手を重ねても構いません。お焼香をする時は、左手にかけて右手で抹香をつまんで合掌します。
葬儀初日に執り行われるお通夜に、お供物を贈られる方も多いですね。マナーとしては贈りたいという気持ちが先に立ってしまって、喪家を困らせてしまったりすると本末転倒になっていまうので、贈る前にどんなものが必要か葬儀社などに確認する必要があります。仏式では肉や魚などの生ものは贈ってはいけないという決まりごとがあります。供物はお通夜の時に祭壇などに飾られたりするのものなので干菓子や果物、お酒などなるべく日持ちがするものを選ばれるといいですね。
近年は葬儀費用も高額になり、故人への供養とともにその遺族の費用の一部を負担する意味合いも強くなっています。その一方でどんどんと簡素化され、家族葬のような形を好まれる方も増えています。そして、香典を頂くとお返しをしないといけない点が手間なため、辞退するという考えもあります。葬儀やお通夜の場で送る場合においては金額にも一定のルールも必要です。お付き合いの度合いで包む金額は変わります。立場によって出すか出さないかも変わります。